ホームページ作成を人任せにしない

会社に属さず、自分でお金を稼ぎながら生きてゆこうとした時、今のご時世ではホームページを作る作業が必要になるります。本業の映像制作では、通常は企業から制作費をいただいて作品を作るのですが、それだと幾らその作品が売れても一銭もお金が入ってこないのでインディーズで紀行DVDを作り販売することにしました。そして、そのレーベルのホームページを作りを、スキルのある友人にお願いしました。サイトの企画段階では私が勉強しながら作るという考えもあったのですが、自分の映像作品を作ることに全精力を注ぎこんでいたので、それどころではありませんでした。もちろん、ホームページ上にアップする原稿関係は私が作ったものの、複雑なホームページの構築は彼に一任し、私はその作業を放棄しました。結局トータルで30万円払ったように記憶しています。出来上がったサイトは当時としては、まーそれなりのサイトで特に悪くもなかったけど、特に良い点もないようなものでした。とにかく、作ったからにはページを更新しなければgoogleからまっとうなサイトとして扱われないのでチョクチョクページを足していったのですが・・・、ノーギャラでお願いするわけにもいかないので、その度に支払いを続けていったのです。

そして、そのサイトは2年程細々と活動していただき死んでいただきました。( TДT)

この失敗から私が得たものをまとめるとだいたい以下のようになります。全て予算がそれほど無い状態でのことで、予算が上がり良いスタッフも集まるようになれば外注化できるものはそうした方が効率良く利益を出すことができます。

①会社でもない低予算の企画で、更新する度に予算がかかるようなことを人に任せてはいけない。
②DVDのパッケージ制作、ホームページ作りなど、一番大変な作業は、そこに掲載する原稿や写真、イラストの作成であり、それらパーツを用いて印刷物やサイトを作る作業は勉強すれば誰でも簡単にできる。
③プロジェクト毎に予算表を作成する。
④最初は面倒でも、新しく何かを学ぶことは結局、自分を救うことと同じなのでことなので意欲的に学ぶことを心がける。
⑤ただし、新しいスキルを身につけてもハマり過ぎずに本筋から逸脱しないようにする。

死ぬほど大変だった初めてのホームページ作り

失敗しないことには何も学んでゆくことは出来ないので、とのかく若い内はお金を払ってでも失敗した方がいいです。というわけで私も少し進歩し、映画祭を開催することにしたのですが、その時に自分で作ったのがコチラのサイトです。

1499654767656314996547556462

このサイトはホームページ・ビルダーで作ったのですが、とのかく本当に大変でした。生まれて初めて作ったサイトだったので不慣れなこともありましたが、とにかく様々な作業の面倒くさすぎて途中で投げ出してしまいたい程でした。映像制作の現場などで本当に死ぬほど大変な思いをしたことがありますが、この時も同じような感じが1月半程続きました。そして、もう二度と自分でホームページは作らないぞと固く決意したのでした。

誰でも簡単にホームページが作れるワードプレスとの出会い

ところが様々な本に、『ワードプレスは本当に簡単だ!』と書かれていたので、騙されたつもりでワードプレスでのサイト作りにトライしてみたのです。あのやってもやっても終わらない不眠不休のループを再び味わいたくは無かったのですが、ビジネスをする際には絶対に必要になるので本当にしょうがなくやりました。それで作ったのがコチラ

149965465038301499654666935114996546888884

ワードプレスで作った映像制作受注用のサイト

上の画像の下に続くものです。

さらにその下のもの

正直本当にサクサクとホームページを作っていけます。あのホームページ・ビルダーの頃の苦労はいったい何だったのか、まったくの別次元のスピードでこういったサイトが作成できてしまうのです。なんだよ、誰かもっと早く教えてよ〜!使うツールによって時間を物凄く短縮できます。
映画などの脚本の教科書に、良く『脚本を書くこととは書き直すこと。』と書かれていますが、まったくその通りだと思います。ワードプレスはブログ感覚で次々に固定ページ、投稿をUPし、また並べ替えも非常に簡単なので本当に便利です。自分の場合は一旦、全体を作ったら暫く寝かして、それからリライトするようにしています。簡単とはいえサイト1つ立ち上げるのにはそれなりの労力を使うので、立ち上げ直後は疲れてしまい、また妙にテンションが高かったりするので、冷静にサイトの良し悪しを判断することができません。最低でも1週間程度は時間をおいてから、小まめにリライトしていきましょう。