はっきり行って、このご時世で助監督から監督になるまで頑張って何年かかるんだ?東映なんか監督連中は80歳過ぎても撮ってるから60歳過ぎのチーフ助監督なんてゴロゴロいるよ( TДT)そして特別な存在にならない限り助監督のまま果ててゆく命。

でも、爺さんになって監督になっても、その頃になったらもう表現したいこととか無くなっちゃうでしょ。もし、撮れても局のプロデューサーの作りたいものを職業監督として撮るみたいな感じになっちゃうじゃん。だったら、お金はねーけど知恵絞って自分で撮るよ。そう、インディーズ映画って言えば少しはカッチョいいかもしんないけど、いわゆる自主映画ってやつだ。撮らなきゃ始まんないっしょ!18歳の時に映画監督になる決意をして何年過ぎたことやら。まともに監督したのは4本位で、Vシネマなどの駄作も含めると20本程度、あと監督したのはAVばっかりだよ(;_;)/~~~しかも、貯金は我が子の貯蓄額未満、、、大企業や国にお勤めの大学時代の友人達は子供何人もいて、貯金だって1000万や2000万とか持ってる中でだ。だから、アナタには本当に映画監督の道は薦めないよ。この道はイバラの道だよ。君がお金持ちじゃない限りやめたほうがいい。

まさに、ショゲポヨの状況だが、コチトラ撮りたいものがあるんで、この道を進むのみ。まさに、one way ticket to the dreamってやつか?しかも運良く名作撮れても次撮れる保証は何処にもねえ♪イエーイ最高だぜ、今すぐに南の島に逃げたいぜい。

といっても、勝算なく創作活動をしているわけしゃない。貯蓄がある時に映画の素材を撮影済みなのである。えっ?何を撮影したのかって?本来なら財閥系軍需産業に完全に支配された世界で、金持ち達の娯楽として戦わされる下層階級の女兵士の反逆を描いた劇映画とか撮影しときたかったが、そこまでの資金もなく、僕が撮りためたのは世界の巨石だ!!!???

だけど、巨石の映画ってどんなんだよ?まー撮ってるうちに閃くかと、実行しながら考える作戦で撮影を遂行したのだが・・・まったくいいアイディアが思いつかない( TДT)

巨人が作ったという伝説のあるラオスのジャール平原にある謎の巨石群

巨人が作ったという伝説のあるラオスのジャール平原にある謎の巨石群


巨石君達!少しは動いてくれよ!撮影しててもまったく面白くないんだけどρ(・・、)

しかも、写真撮影じゃなくて動画ダゼ。少しは動いて俺を楽しませてくれよ!

撮影してから気がついたのは、巨石は動画向きじゃないというあたりまえの事でした。チキショー、なんでもっと早くそのことに気がつかなかったんだバカ野郎!でも嫁さんに『巨石文明の作品を撮ってくるから』っつって言っちゃったし、どうしよう?

そんなこんなで数ヶ月かけて巨石を撮影してきました。そして、ズーットズーット考え続けました。この素材をどうすればいいのか?毎日本当に悩みました。そして、ようやく思いついたのが、反戦紀行映画『ピースフル・プラネット』として編集するということでした。

ポーン・サワン~サムヌア間の子供達 【ラオス】

ポーン・サワン~サムヌア間の子供達 【ラオス】

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